GPTWジャパンオフィシャルブログ

「働きがい」を測る ~5つの落とし穴~(後編)

2016.7.5

前回のブログでは、「働きがい」を測る上での5つの落とし穴と称しまして、3つの落とし穴についてお話しました。本日は残りの2つの落とし穴をご紹介します。

4. 万能の解決策があると思い込む

お客様からよく聞かれることの一つに、

「それで結局私達は何をすれば働きがいがあがるのでしょうか?具体的に教えて下さい。」

というものがあります。その問いに対しては、このようにお答えいたします。

「大変残念ながら、“これさえやれば働きがいがあがる”という唯一絶対の施策はありません。考えられる取り組みを複数やってみるしかありません」と。

実際、ベストカンパニーと呼ばれる働きがいのある会社においては、実に様々な取り組みが行われています。また、そのやり方や内容は従業員の特性にあわせて工夫が凝らされており、バラエティに富んでいることが特徴です。

あるベストカンパニーの方はおっしゃいました。

「私達はよく『本当に沢山の取り組みしているのですね!』と他社の方から驚かれます。でも実は、今残っている施策というのは、私達がこれまでトライしてきた施策のごく一部なのです。多くの施策は様々な理由から定着することなく消えていきました。そしてまた、働きがいを高めるために、一体どの施策が効果的だったのかは、今も分かりません。ただひとつ言えることは、唯一絶対の決定打というのは存在しないということです。色々な施策を組み合わせ、試行錯誤し続けるしかないのだと思います。」

5. すぐに変化・結果を求めてしまう

従業員の「働きがい」はそんなに短期間で簡単に変わるものではありません。「働きがい」を高めるとは、会社のカルチャー、文化を変えていくことに他ならないからです。そして、会社のカルチャーや文化を変えるということは、組織や従業員の“ものの考え方”や“行動様式”を変えるということです。しかし、長年積み重ねられてきた組織や人の考え方・行動パターンというのは、そうそう簡単に変わるものではありません。

特に歴史があり、規模の大きい会社ほど、それまで培ってきたカルチャーや文化はその分の重みと厚みを持っています。それゆえ、1年や2年で劇的に変化することは、よほどのことがない限り、実はほとんどないと言ってもよいでしょう。

しかし、変化や結果がすぐに表れないからと言って、取り組みをやめてしまっては、決して「働きがいのある会社」になることはできません。変化を信じて愚直に取り組みを続けることで必ず結果はいつか表れてきます。

…いかがでしたでしょうか?

今回のブログでは、アンケート調査実施にまつわる5つの落とし穴についてお話をしました。皆さんの会社でもし、「アンケート調査を実施しているけれども、うまく活用できていないな」と感じたら、この5つのポイントに照らして点検してみることをお勧めします。

尚、今回はアンケート調査の活用についてお話しましたが、その前提として理解・納得・共感できる調査を導入することも重要です。例えば、Great Place to Work®の「従業員へのアンケート」では『マネジメントへの信頼』、『仕事への誇り』、『仲間との連帯感』が感じられる会社かどうかを、58の設問を通じて従業員にお聞きしています。アンケートで尋ねる設問というのは、すなわち、目指したい会社や職場の姿を反映しているものでなくてはなりません。それゆえ、調査を実施する経営や人事が、調査内容をしっかり理解しておく必要があります。

働きがいのある会社への道のりはそう簡単なことではありませんが、

“Any company can create a Great Workplace”
(どの会社も「働きがい」を必ず実現できる)

…私達はそう信じています。

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