GPTWジャパンオフィシャルブログ

仕事の価値を考える

2016.8.3

新入社員の方々は、入社して数ヶ月が過ぎ、やっと職場の環境や人間関係にも慣れた頃だと思います。その中で、充実した仕事を楽しむことができている人もいれば、同じことの繰り返しに疲れを感じ始め、戸惑いや自信喪失をするような場面に直面している人もいることでしょう。

後者の人は、「こんな仕事、毎日やるのか」、「自分の仕事に意味があるのか」という漠然とした不安や不満に駆られているのではないかと思います。

自分の仕事の意味や価値が見えなくなる・・・

実はこうした現象は、新入社員のみならず、年次を重ねても陥ってしまうことがあるものです。マネジャーや先輩社員であっても、業績や成果へのプレッシャーが強くなればなるほど、あるいは仕事に慣れてしまってマンネリ感を感じてしまう、などの理由により、自分の仕事の意味や価値が見えなくなってしまう方々も多くいらっしゃいます。

一方、同じような状況でも、自ら仕事の価値を見出して意欲的に仕事を取り組むことができる方もいます。そうした人は、仕事を楽しみながら、その中で周囲の信頼を勝ち取り、着実に成長することができるようになります。

仕事の価値を意識する!

この差は何か?もちろん能力的な差もありますが、大きな差となるのは「仕事の価値に対する意識」の違いです。

ここで有名なイソップ童話の「3人のレンガ積み職人」をご紹介します。

炎天下の中、レンガを積んでいる3人の職人の側を旅人が通りかかりました。旅人は職人たちに、「あなたは何をしているのですか?」と声をかけました。3人からは、それぞれ以下のような答えが返ってきました。

職人A「見れば分かるだろ。親方の指示でレンガを積んでいるだけだよ。」

職人B「レンガを積んで大きな壁をつくっている仕事をしているんだ。」

職人C「人々が集まる、歴史に残るような教会を作っているんだ。」

どの職人が最も活き活きと仕事に取り組んでいるでしょうか?

3人の職人は行っている仕事は同じです。でも、仕事の価値への捉え方が異なります。AよりもB、BよりもCが、自らの仕事を「目の前の作業」から、「仲間や顧客への貢献」、そして「社会的な意義」まで引き上げて捉えています。同じ仕事でも、見方や目的を広げることで、「働きがい」も高まっていくのです。

仕事への価値を見出すには?

しかし、一人で自分の仕事の価値を広く捉えることは容易ではありません。経営層や上司、先輩社員が、仕事の意味や価値を語り、些細な仕事の成果でも認めるといった働きかけが重要です。

「働きがいのある会社」に選出されているベストカンパニーの皆様は、従業員が仕事の意味を理解し、感じてもらうための取り組みに力を注いでいます。

具体的にどんなことをしているのでしょうか? ここでいくつか、ベストカンパニーの取り組み例を紹介したいと思います。

  • 「お客様から頂いた感謝の声が掲示板に掲載されて、全社員が共有することができる」
  • 「業績とは別に最も価値のある仕事に対する表彰があり、その取り組み事例が共有される」
  • 「半年に一度の社員総会で自分自身の価値観と会社の価値観を再認識するプログラムを実施している」

このような取り組みを通じて、仕事の意味や価値を考える機会を作り出しているのです。

GPTWでは、仕事や事業への「誇り」を「働きがい」の要素の一つと考えています。「誇り」の要素では、従業員が仕事に対する特別な意味や価値を感じているかどうか、地域や社会に貢献できていると感じているかどうか、ということを重視しています。また、同時に、従業員が「誇り」を感じられるよう、会社側がどう働きかけるかも重要です。

どんな仕事でも必ず意味や価値はあります。

新入社員の方々に限らず、自分の仕事の意味や価値を改めて見直し、自分の仕事は顧客にどう貢献しているのか、社会的な意義は何であろうかを一度考えてみたり、同僚の方と話し合ったりしてはいかがでしょうか?自分の仕事への見方・感じ方を変えることで新たな発見が必ず生まれてくることでしょう。

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