お知らせ

【開催報告】GPTW主催セミナー~働き方改革の先にある「働きがい向上」~

2017.12.21

11月21日(火)大崎ゲートシティにて株式会社リクルートマネジメントソリューションズとの共催で、1000名以上の企業規模のお客様を対象にセミナーを開催いたしました。

「働き方改革の先にある『働きがい向上』」と題し、働き方改革を進めて「働きやすさ」が整えられても、「働きがい」が高まらないケースがあることを紹介し、「働きやすさ」を含めた「働きがい」全般を高めていく上でのヒントをご案内しました。

本セミナーでは各社の「働き方改革」の現状共有を目的に、施策浸透の悩みを交換するセッションも行われました。既に何らかの形で「働き方改革」を進めている企業が多い中、紹介しあった取組みの代表的なものは以下になります。

『経営トップは「働き方改革」への号令は出すが、具体策の運用においての協力には消極的だ』

『意識調査を行ったが、経営層への報告のプロセスで詳細の情報は割愛されてしまい組織の課題が明確にならなかった』

『セキュリティなどの問題から、テレワークの導入が思ったように進まない』

『ノー残業デーの設定や深夜残業の規制をしても、現場では、お客様や取引先の都合もあり施策が形骸化する』 

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■「働きやすさ」だけでなく「働きがい」全般が高い企業の特徴は、ミッション・ビジョン・バリューが浸透し共通の価値観が根付いていること

「働きがい」全般が高い企業は、様々な施策や職場行動にミッション・ビジョン・バリューが宿っています。

こういった企業における「働き方改革」では、これまでの仕事の進め方を変えることのストレスや生活費に組み込まれていた残業代の減額などに対する不満もありますが、その変革が企業価値の向上につながると納得感が得られることで、施策が一気に進んでいくのです。

ミッション・ビジョン・バリューの浸透には、「経営トップが本気で徹底して語り続けること」「施策の目的とミッション・ビジョン・バリューの実現を紐付けること」「中間管理職の働きかけによって日常のマネジメントの中で体現させること」の3つが大切であることを具体的な事例を通じてご紹介しました。

■「働きがい」向上に向けて、はずみ車の法則をヒントに粘り強く取り組むこと

『ビジョナリーカンパニー② 飛躍の法則』(ジェームズ・C・コリンズ)において、組織の変革や戦略の実現は、はずみ車のようなものだと解かれています。

はずみ車とは、機械を省エネルギーでスムーズに動かすための部品です。小さな力をかけ続けるとやがてはずみ車に慣性の力が加わり、多少の力では止めることができない勢いで回り続けるというものです。

コリンズは、それを企業活動に置き換え、以下のように語っています。

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はずみ車の止めようのないスピードで回り続けている様子をみて、誰かがこう質問したとしよう。

「どんな一押しで、ここまで回転を速めたのか教えてくれないか」

この質問には答えようがない。意味をなさない質問なのだ。一回目の押しだろうか。二回目の押しだろうか。五十回目の押しだろうか。百回目の押しだろうか。違う。

どれかひとつの押しが重要だったわけではない。重要なのは、これまでのすべての押しであり、同じ方向への押しを積み重ねてきたことである。

なかには強く押したときもあったかもしれないが、そのときにはどれほど強く押していても、弾み車にくわえた力の全体にくらべれば、ごくごく一部にすぎない。

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組織文化の変革のプロセスは目には見えにくいものですが、あきらめず一歩一歩活動していくことが大切です。我々にとっても、参加者と共に、「働きがい」を高めながら「働き方改革」を進めていくにはどのようにしていけばよいのか考えるきっかけになりました。