お知らせ

2020年版 日本における「働きがいのある会社」女性ランキング発表および記者発表会開催のご報告

2020.3.6

Great Place to Work® Institute Japan(株式会社働きがいのある会社研究所、本社:東京都品川区、代表取締役社長:岡元利奈子、以下GPTWジャパン)は、2020年版 日本における「働きがいのある会社」女性ランキングを、3月6日(金)に発表しました。

女性ランキングは、2月26日(水)に発表した2020年版 日本における「働きがいのある会社」ランキングでベストカンパニーに選ばれた155社の中から、特に女性にとって働きがいがあると評価された企業を、大中小各部門より上位5社選出したものです。日本での女性ランキングの発表は今年で4回目となります。

各部門(従業員規模別)の順位は以下の通りです。

※()内は前回順位

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■ 大規模部門(1,000名以上) 

 1位 アメリカン・エキスプレス 
 2位 ディスコ
 3位 レバレジーズグループ
 4位 パーソルキャリア
 5位 エイチーム

■ 中規模部門(100~999名) 

 1位 サイボウズ
 2位 コンカー
 3位 グロービス
 4位 FCE Holdings
 5位 武蔵コーポレーション

■ 小規模部門(25~99名)  

 1位 アンジェラックス
 2位 現場サポート
 3位 難病の子どもとその家族へ夢を
 4位 あつまる
 5位 ビザスク

また、同日に記者発表会を執り行い、GPTWジャパン代表 岡元より今回のランキング一覧と傾向分析を発表するとともに、大規模部門1位に選出されたアメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.のコンプライアンス部門 日本担当 副社長である遠田 聖子様より、事例講演を頂きました。

岡元より発表した傾向分析では、以下のようなポイントが挙げられました。

全ての規模において、スコアは「男性」>「女性」

前回と比べると、「男性」も「女性」もいずれもスコアが低下した。しかしながら「女性」において、よりその低下幅が大きい

女性の働きがいを分けたのは、「仕事を楽しみにすること」、「一体感」、「採用の納得感」など。休暇のとりやすさなどの働きやすさについては、差が小さい

女性ランキングに選ばれた企業は、現在の定着率には満足している様子

アメリカン・エキスプレス遠田様からは、女性管理職比率33%と日本平均と比べても非常に女性活躍が進んでいる同社において、どのように女性のエンパワーメントに取り組んでいるかについてお話し頂きました。同社では"Backing People" "Powerful Backing"=一緒に働く仲間を「後押し」するカルチャーを大切にしており、女性が自信を持ってキャリアを伸ばしていくための後押しとして、社員同士のネットワーキングの機会や、社員がロールモデルとなる女性リーダーと気軽に意見交換できる機会を多く提供しているそうです。

本当の意味で女性活躍を推進するには、育児サポートや時短勤務などの制度(ハード面)を整えるだけではなく、仕事に対してやりがいを感じられるための支援(ソフト面)に手をかけていくことの重要性が感じられる場となりました。

GPTWジャパンは、これからも女性がいきいきと働ける環境づくりを支援していきたいと考えています。

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ランキングおよび傾向分析発表
(Great Place to Work(R) Institute Japan 代表 岡元 利奈子)

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事例講演
(アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc. コンプライアンス部門 日本担当 副社長 遠田 聖子様)