全員型「働きがいのある会社」モデル

Great Place To Work®(GPTW)では、30年以上にわたる調査・研究により、「働きがいのある会社」について、以下のように定義しています。

働きがいのある会社とは…

マネジメントと従業員との間に「信頼」があり、一人ひとりの能力が最大限に生かされている(For All)会社のこと。優れた価値観(バリュー)やリーダーシップがあり、イノベーションを通じて財務的な成長を果たすことができる。

全員型「働きがいのある会社」モデル

  • 信頼 従業員とマネジメントとの間にある高いレベルの「信頼」のことを指します。リーダーへの“信用”、従業員の“尊重”や“公正”な扱い、そして仕事への“誇り”と仲間との“連帯感”からなります。
  • 人の潜在能力の最大化 属性や立場に関わらず、「人の潜在能力を最大化」することを指します。一部の限られた人ではなく、あらゆる人の力を引き出す(For All)ことが求められます。
  • 価値観(バリュー) 会社の「価値観(バリュー)」を指します。明文化されたものだけではなく、従業員が日常の仕事やリーダーから感じられるものも含みます。
  • リーダーシップの有効性 会社のカルチャーをリードし、従業員の共感を呼ぶ「有効なリーダーシップ」のことを指します。どんな場面においても、一貫した効果的な戦略を描くことが求められます。
  • イノベーション 会社が変化に対応し、持続的に成長するための「イノベーション」を起こすことができるカルチャーを指します。従業員の知性を刺激し、能力や思いを集結させることでつくられます。
  • 財務的成長 よいカルチャーから生み出される「財務的な成長」を指します。中長期的に会社を維持・成長させるためには、ビジョンを明確にし、組織能力を高める必要があります。