2020年版「働きがいのある会社」表彰式・交流会
2020年2月26日 グランド ハイアット 東京
表彰式
大規模部門表彰
大規模部門1位
セールスフォース・ドットコム
代表取締役会長 兼 社長 小出 伸一 様
この度は大規模部門1位、また2年連続1位という大変喜ばしい評価を頂き、ありがとうございます。社員一人ひとりにも心からありがとうと伝えたいです。
今年の調査結果を拝見すると、社員が仕事や仲間、そして会社に対して抱く誇り、また経営陣と社員間の尊敬や思いやりが高評価に繋がっているようです。Salesforceは「Trust(信頼)」「Customer Success(カスタマーサクセス)」「Innovation(イノベーション)」「Equality(平等)」という4つのコアバリューを全ての事業活動や人事制度、また日頃の社員同士のコミュニケーションに体現しています。
また、私達は、事業を通じてより良い社会の実現を目指しています。その一環として昨年より、サステナビリティへの活動を強化しており、製品から社員に対する啓蒙や意識改革まで、あらゆる側面でサステナビリティのコンセプトを取り入れています。例えば、「グローバル気候マーチ」の賛同企業として、社員がマーチしたほか、企業が気候変動対策を推進できる新製品「Sustainability Cloud」を発表、更にオンライン研修システムにはSDGsに特化した研修を新設しました。
今後も、多様な社員が自分らしく活躍できる環境を整え、「働きやすさ」と「働きがい」の両方の実現を目指してまいります。
中規模部門表彰
中規模部門1位
コンカー
代表取締役社長 三村 真宗 様
中規模部門において、3年連続の1位となりましたことを、大変嬉しく思っております。2018年度の調査で1位を獲得して以来、「働きがい」をテーマに講演をする機会をいただくようになりました。世の中の会社は大きく4つに分類できます。「やりがい」と「働きやすさ」が両方ない会社を「しょんぼり職場」、「やりがい」はあるけれど「働きやすさ」がない会社を「バリバリ職場」、「やりがい」はないけれど「働きやすさ」はある会社を「ぬるま湯職場」、「やりがい」と「働きやすさ」を兼ね備えた会社を「働きがいのある職場」と表現しています。講演の際に「あなたの会社はどれに当てはまりますか」とオンラインアンケートをとったことがあるのですが、4つの分類のうちどの会社が一番多かったと思われますか? 正解は「ぬるま湯職場」で、66%という大きな割合でした。昭和は「バリバリ職場」が多く、バブルが弾けて平成には「しょんぼり職場」が増えたのではないでしょうか。しかしながら、近年の働き方改革で「しょんぼり職場」からは抜け出すことができました。あとはやりがいを高めていけば「働きがいのある職場」になります。そのために、この表彰式の会場にいるみなさまが、それぞれの業界やお近くの企業に模範を示していくことが大切ではないでしょうか。私たちも微力ながら貢献して参ります。
小規模部門表彰
小規模部門1位
スタメン
代表取締役社長 加藤 厚史 様
素敵な賞をいただきましてありがとうございます。私たちは名古屋にあるベンチャー企業です。新幹線の高架下にオフィスを構えておりまして、社員数もまだ60名ほど。今回の受賞を通じて、小さな地方のベンチャー企業のみなさまにも勇気を与えることができればと願っています。私は会社をつくる前から「人と組織」に興味がありました。ビジネスモデルも大切ですが、魅力的な人が集まる組織をつくったら、そこからどんな事業を生み出せるという想いから、「スターメンバーズ」を略して「スタメン」という会社を立ち上げたのです。今回、小規模部門の1位をいただきましたが、我々は特別な取り組みはしておりません。社内サーベイとインタビューで状況を把握し、それを元に社内施策、社内制度を設計してぐるぐると回して運用する。その中から出てきた定量的なデータや、変えるべき点をさらに企画に反映して、施策をつくっていく。このようにデジタルマーケティングの世界では当たり前のことを実直に行ってきました。また、我々は「TUNAG」をはじめとする組織改善につながるサービス提供事業を展開していますので、自分たちのナレッジをサービスに反映しつつ、ベンチャー全体を強化する一助になりたいと考えています。
ベストカンパニー5回選出表彰
左上より アッヴィ様、フォレストコーポレーション様、メルセデス・ベンツ・ファイナンス様、フォルシア様、アチーブメントグループ様、パラドックス様、安藤嘉助商店様、ドコモ・ヘルスケア様
特別講演「好き嫌いの復権」
一橋ビジネススクール 楠木建教授による特別講演
交流会